フランス軍とイギリス軍にそれぞれ12のシナリオがあり、それぞれ3段階の難易度がある。
連合軍(赤:プロイセン軍は緑)は7つのフォーメーションがある(ウーグモン、右翼、予備、騎兵、左翼、ラエイサント、プロイセン軍)。
フランス軍(青)は6つのフォーメーションがある(III騎兵、II軍団、予備、近衛、I軍団、IV騎兵)。
両軍とも砲兵はフォーメーションを持たないがアクションは実行できる。

フォーメーションにあるボックスがユニットで、戦闘結果で壊滅した時はXマークで消す。ユニットが全て消えたらフォーメーションが壊滅したことになり、それ以降は増援ができなくなる。空白のボックスは増援用で、そのフォーメーションのユニットとみなす。プロイセン軍も同様の扱いとなる。
ウーグモンとラエイサントは1ユニットのみで独立したフォーメーションとみなす。これらはフランス軍のアクションに不利なDRMをもたらす。一度失陥するとずっと失われたままになる。
全体にDRMマイナスだとフランス軍有利、プラスだと連合軍有利となる。
プレーヤーは1ターンに1アクション実行できる。それに諸兵科連合効果をつけることができる。これによりサイの目修正(DRM)が変化する。またゲーム中にはアクションができる回数制限がある(マス目の数)。またプレーヤーは同じアクションを2ターン連続して実施してはならない。
例えばフランスI軍団は「ラエイサントを+1DRMで攻撃、または、連合軍左翼を攻撃(ラエイサントが連合軍にあれば+1DRM)、または、連合軍の左翼が壊滅していれば連合軍の予備を攻撃」をゲーム中に4回までできる。(ナポレオン・ウエリントンのアクションにより追加アクションできる)
DRMは累積するが、最大値は+2または-2である。敵のアクションの後に自軍のアクションを戦闘結果表(Attacking result Table)で実施する。敵のアクションは即時適用なので、例えば自軍右翼のアクションを命令したが、敵の騎兵突撃で自軍右翼が壊滅した場合にはその命令は実行できない。
砲兵は砲兵の戦闘結果表を使う(アクションのところ)。(砲兵はラエイサントとウーグモンは攻撃できない)
アクションを実施したらマス目にターン数を書き込む。諸兵科連合でサポートアクションする場合にはSと書く。
BOT側はこの制限を受けないが、フォーメーションがなくなっていたら命令は無視される。ただし指示がTactical Eventであればイベントは実施される。BOTの攻撃も同じ戦闘結果表(Attacking result Table)を使う。
ナポレオン・ウエリントンはすでにアクティベーションを使い果たしたフォーメーション(ただしユニットはまだ存在する)にアクションをさせることができる。そのアクションは前ターンにアクションを実施したフォーメーションを使用してはならない。ナポレオン・ウエリントンは砲兵のアクションを実施することはできない。(つまり1ゲームには4回までしか砲兵は使えない)
予備は1アクションで最大2ユニットまでの増援ができる。増援したら予備ユニットを消して、増援ボックスにユニットを書き入れる。
ルールには明記はないが、近衛の特別ルールはない。またフォーメーションはユニットを失っても戦力は変わらない(ユニットを失ったことでのDRMはない)。
諸兵科連合効果諸兵科連合を使う場合にはまず主フォーメーションを決める。主フォーメーションは歩兵か騎兵。そのサポートフォーメーションは歩兵か騎兵か砲兵。
それぞれのフォーメーションのボックスを両方消費する(主フォーメーションはターン数、サポートフォーメーションはS)
主フォーメーションもサポートフォーメーションも前にターンに使用(activate)されていてはいけない。
諸兵科連合の結果は同じ敵フォーメーションに対して使用せねばならない。(主とサポートが別の敵を攻撃してはならないということ)
諸兵科連合を使った結果として主フォーメーションと敵フォーメーションのみに損害適用される。サポートフォーメーションは損害を受けない。(つまり主/サポートを歩兵/騎兵にするか、騎兵/歩兵にするかがここで違いが出る)
諸兵科連合は主フォーメーションのアクションなので、サポートフォーメーションはアクションせずに+/-1DRMするだけとなる。
諸兵科連合を使える数には制限がある。(フランス5、連合軍3)
ターンシークエンス1 プレーヤーは1アクション選択する(実施はまだ、プロットしておくということ)
諸兵科連合する場合はサポートフォーメーションも選択する
2 BOTのアクションを敵のACTIONSの表から1d6で決める
3 BOTのアクションを実施。BOTの攻撃でもBOTが先に実施、結果適用される(この結果プレーヤーのアクションができなくなれば、このターンはパスとなる)。
4 プレーヤーのアクションを実施。BOTのアクションによるDRMを加味すること。
戦闘ならば戦闘結果表(Attacking result Table)を使う。砲兵は独自の表。予備ならユニットを増減させる。
5 ターン進行表にチェック。
次のターンをする
勝利条件プレーヤーがフランス軍の場合
フランス軍の勝利条件はゲーム終了(18ターン)までに連合軍の3つの歩兵フォーメーション(右翼、予備、左翼)のうちの2つを壊滅させること。連合軍はこれを防げば勝利する(18ターンまでにフランス軍が勝たなければ連合軍の勝ち)。
フランス軍はI軍団かII軍団のどちらかか壊滅した時点で負けとなる。
フランス軍はプロイセン軍が盤上に7ユニットあったら負けとなる(到着していても消滅したユニットは数えない)。
シナリオによっては他の条件が指示されることがある。
プレーヤーが連合軍の場合
連合軍はゲーム終了(18ターン)まで右翼と左翼の両方にユニットが残っていれば勝ち。右翼と左翼のどちらかが壊滅した時点で負け。
フランス軍のI軍団とII軍団の両方を壊滅させれば勝利。