2007年03月25日

パウケ!パウケ!

Defending the ReichはHPSのゲームでWWIIの第三帝国上空の夜間戦闘をテーマにしています。軽くやってみましたが、これもなかなか面白いゲームです。
特に空襲をプランするRAFと防空戦闘をするルフトヴァッフェのプレーヤーが非対称のシステムになっているところが興味深いところです。

dtr1.jpg

画像はルフトヴァッフェの視点のものですが、ブラインドなので探知はレーダーに探知されたものだけ見えます。RAFのラウンデールのマークが探知されたRAFのボマーストリームです。(*RAFの夜間ドクトリンは昼間のUSAAFのような編隊ではなくストリームですが、これは後で解説します)

しかしどれが本隊かは分かりません。ここではBf110G-4(110の夜戦型)が攻撃を開始したところです。このときボイスで"Pauke!Pauke!"と突撃コールがあって、左上に小さいビデオが移って戦闘シーンの雰囲気を盛り上げます。
デザインしたLunsfordがビア&プレッツェルのゲームを目指したというだけあってわりとさくさく進みます。
しかしウーフーはさすがに強力だ..(He219の早期配備もルール化されています)
posted by Y.Sasaki at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | HPS : Defending the Reich | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

Close Combatふたたび

さっそくはじめのシナリオをロシア軍でやってみました。
はじめに思うのはマップが広くなってやりやすくなったということです。昔やってたときはこんなに広い画面のマシンではありませんでしたからね。

cc3a.jpg

やはりClose Combatの色あせないところはモラルの問題をかなり大きく入れているところで、後方に配置した部隊のところを前線から離脱した兵が通り過ぎるときにモラルが落ちるというところがリアルです。

またゲーム中のボイスも同じなので思い出してしまいます。
基本的なところは変わってないように思えますが、もう少しいろいろとシナリオを見てみるとまた初見のシナリオなどがあるのではと思います。
posted by Y.Sasaki at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Close Combat - Cross of Iron | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Close Combat到着

nws_arrive.jpg

Close Combat復活版とDefending the Reich到着しました。
今回は安かったのでNWS Onlineというストアに注文したんですが、箱はなくてマニュアルとCDROMがそのままむきだしで届きました。
その代わりなにか注文してなかったおまけをつけてくれてます(^^
届くのも素早かったので対応は良いですね。
posted by Y.Sasaki at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Close Combat - Cross of Iron | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

Close Combat 発注

Close Combatの復活版、Cross of Ironを海外通販で注文しました。わたしは旧Close Combatシリーズもたいてい持っていて、CC3(東部戦線)もあったのですが、最近はやってないのでかなり忘れてしまった感じです。ただマップを見るとなにやらなつかしい感じもしてちょっと楽しみです。

それとDecisive ActionのJim Lunsford大佐がデザインしたHPSの"Defending the Reich"も注文しました。
こちらはWWIIのドイツ上空の夜間航空戦を作戦レベルでテーマにしたものです。これもなかなかニッチてすが興味あるテーマなので楽しみですね。
posted by Y.Sasaki at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Close Combat - Cross of Iron | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

Decisive Actionの作戦プランニング

Decisive Actionの作戦プランニングにおいて、まずシナリオを選択します。まず例としてトレーニングセンターシナリオのNo.2(NTC2)を選択します。これはわりと小規模な攻勢作戦のシナリオです。

dif_ntc2a.jpg

面白いのはこのマップは実際のロスアンゼルス北のマップで、フォートアーウィンを中心としたアメリカの演習地域を表しています。
左手にバーストウ(Barstow)、右にベイカー(Baker)という町が見えていますが、ここは実在のロス北方の町でわたしもアメリカにいたときに行ったことがあります。(Barstowには大きなアウトレットモールがあります)
このように演習地域のシナリオがあるというのもこうしたプロフェッショナルゲームならではです。

その後で戦況確認、作戦目的と彼我の兵力を確認します。自軍であればオーダーオブバトルをチェックし、敵軍(REDFOR)であれば推定戦力が提示されます。
この辺は普通のウォーゲームと同じです。ちなみにこれらを軍事用語ではミッション分析、略してMETT-T(Mission, Enemy, Terrain, Troop, Time available)と呼びます。
http://www.globalsecurity.org/military/library/report/call/call_jrtcttp_missanal.htm

METT-Tを確認したらプランニングをしますが、ここでこのゲームの特徴であるグラフィックを使います。
まずNAI(Named area of Interest)を配置します。Named area of Interestは作戦において情報収集の上で注目している地域でDecisive Actionでは情報収集に影響します。一方でTAI(Target area of Interest)はDecisive Actionにおいてはユニットの戦闘遂行力をあげます。どちらもシナリオで指定される数に限りがあります。

dif_ntc2b.jpg

次に攻勢軸を考えたらラインを引いて自分の部隊を分割して担当を割り当てます。
ここではラインを緑で引きました。上半分の戦区は3個戦車大隊(11)と3個機械化大隊(92/94)で抵抗の予想される飛行場区域の制圧を図り、下半分の戦区は1個戦車大隊(73-1)と2個機械化大隊(94-1/2)を中心にしたタスクフォースで目的地のポイントNorfolkを目指します。

そしてUAV(無人機:Unmanned Aerial Vehicle)の索敵線を考えます。UAVはプレデターのような無人偵察機で、もはや現代戦にはかかせません。航空偵察にはUAVとAirCAV(ヘリ)が使えますが、ヘリは前線を担当して機会があれば反撃を行います。UAVはいったん敵の奥深く入ってからジグザグパターンで自軍側に戻すというパターンを描きます。下半分の戦区にUAVの索敵パターンを描いています。

dif_ntc2c.jpg

またNAIマーカーも1ターン後に一種の偵察マーカーとして使えます。
下記のサイトの図を見てもらうとわかりますが、J-STARSやUAVでは敵の深いエリアをNAIに着目して索敵します。
このようにNAIはJ-STARS(Joint STARS)や衛星などの情報収集も抽象的に示していると思います。

http://www.globalsecurity.org/military/library/report/call/call_00-4_p38.htm

ジグザグパターンで索敵線を描くという感覚はちょっと空母戦での索敵機に似ています。
TacOpsのところでも書きましたが、このように実際の軍事行動ではまず敵の位置をつかむ、というFog of Warが根底にあります。
ボードウォーゲームではおろそかにされていたところですが、実は実際の作戦遂行においてはこれだけ重要なものだということですね。

プランニングはこのあとに支援ユニットの砲撃計画・航空支援計画・兵站計画とまだまだ続きます。


ちなみに第一ターンを実行して、上記の偵察行動により敵の位置が少し判明したのが下の図です。

dif_ntc2d.jpg

右下の円のところでUAV一機が敵の対空射撃で撃墜されています。
posted by Y.Sasaki at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | HPS : Decisive Action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

Decisive Actionのサプリメント

Decisive Actionは普通のゲームと概念がやや異なっているのでサプリメントがあると便利です。

まずさきに述べたようにFM 101-5の用語集が有用です(ゲームにも略語集は入っています)。たとえば"NAI: Named area of Interest"という言葉が説明なしに出てきますが、おそらく熟練ゲーマーでもピンと来る人は少ないでしょう。またMOPP-4の意味がわからないと生き残れません。

またユーザーが作成したマップ・シナリオ・サプリメントなどがこちらからダウンロードできます(登録が必要です)。

http://www.xtreme-gamer.com/forums/downloads.php?do=cat&id=17

必要なものはTurn Check listとTactics,Techniques& ProcedureとOperation Planningが役に立ちますのでダウンロードをお勧めします。これが実質的にこのゲームのチュートリアルになります(ゲームにはチュートリアルはありません)。
また上記サイトで世界各地のさまざまな地図がDecisive Action形式で入っていてシナリオが作れるようになっています。
DecisiveActionはやや古いゲームですのでこうしたコミュニティの作ったものが活用できます。
posted by Y.Sasaki at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | HPS : Decisive Action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

死闘!南海上空

敵米軍は新型のコルセアと熟練パイロットを投入してきて、わが海軍航空隊は徐々に劣勢を強いられてきています。

dif4.jpg

Down in Flamesでは(普通の空戦もそうですが)先制攻撃が有利なので、こうして零戦は低空で待ち構え敵が降下してきたところを迎え撃ちます。
零戦52型も高性能ですが、降下してきたコルセアはエネルギー(手持ちカード)をたくさん持っているのでこちらが回り込もうとする(Maneuvers)のを巧みにかわしますが、なんとか後ろに回りこみます。そこで敵に太陽から一撃(3:4)を叩き込みます、敵はVertival Rollで逃げようとしますが、こちらはAce Pilotでそれを押さえ込みます。これで一気に5ポイントものダメージを敵コルセアに与えます。
しかし2ターンでここまで行ったのに、コルセアのWing Manとしての強みもあってその後は逆にこちらが追いまくられ、結果は落としきれずに逆にこちらがダイブで逃げるというはめになりました。

嗚呼、これからの戦いの雲行きが。。
posted by Y.Sasaki at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | DVG/GMT : Down In Flames PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

米陸軍の野戦教範(Field Manual)

ふつうのウォーゲームならば参考図書としては「彼らは来た」とか「失われた勝利」などを読むことになると思います。
それがDecisive ActionやtacOpsのようなプロフェッショナルゲームにおいては米陸軍の野戦教範(Field Manual)ということになります。
野外教範の入手はむずかしくありません。
アメリカのすごいところはこうした文書が公開されていているところです。

http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/

ただ上記は全てではないようで、わたしはTacOpsV4を買うときにバンドルでPDFセットを買いました。これはTacOpsの作者がまとめなおしたものです。


たとえばDecisive ActionにおいてはまずFM 101-5, Operational terms and Graphicsを知っておくことが求められます。おなじみのNATOシンボルなどの「公式」な解説があります。
http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/101-5-1/f545con.htm#contents

たとえば下のDecisive Actionのプレイ画面の作戦命令図において敵軍を示すのはダイアモンドマークですが、1997年以降は敵軍を示すのはダイアモンドマークになっているそうです。(上記Webに乗っています)

このほかには参考図書としてFM 71-100 (Division Operations)、FM 34-130 (Intelligence Preparation of the Battlefield)、ST 100-40 Tacticsを読むように指定されています。
ただこれを読み通すというのは正直きつい。まあ読まなくともゲームは進められますが、こうしたゲームをするさいにより深い理解が出来るというわけです。

たとえば野戦教範に記載されている項目でよく引用される(された)のは「エアランドバトル」です。
エアランドバトルというと陸空合同攻撃的な一般的な意味にとられがちですが、これは(82年当時の)FM100-5, Operationsにもとずく米軍のドクトリンを示しています。歴史群像(2006/6)とか柘植氏の著作(米陸軍戦闘マニュアル)から少し引用すると、ソ連軍(赤軍)が二段の悌団で攻撃してきた場合に第二悌団も同時に攻撃することで悌団攻撃にギャップを生じさせるというものです。そのギャップに対して反撃を行うわけです。
そして第二悌団を攻撃するためには前線を跳び越すので航空攻撃力を使い、反撃するために機動兵力を使います。(この機動のための部隊編成が有名なDivision86でM1戦車やM2/M3の開発のもとになりました)
そのため航空攻撃兵力が陸上部隊のサポートではなく、独立した編成で陸上兵力と同格に攻撃を担当できるためエアランドバトルと言う名前がつけられたようです。

ただし手持ちのFM 100-5を見るとPrefaceに1993年に冷戦構造の終わりを受けてこの1982年版のFM 100-5は修正されたとあります。
このように野戦教範もまた変わりゆく、ということなのでしょう。
posted by Y.Sasaki at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | HPS : Decisive Action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tally Ho !

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