2007年12月08日

現代戦のClose Combat

ccmt3.jpg

あのClose Combatが現代戦となって帰って来ました。それがこの
Close Combat Modern Tactics (CCMT)です。
ただしこのCCMTはほかのClose Combatシリーズとはいささか趣を異にしています。

CCMTは米海兵隊のためにトレーニング教材として2004年に作られたClose Combat Marinesをベースにしています。
Close Combat Marinesは開発元のAtomicが米海兵隊のために製作したもので、それをベースにしたClose Combat Modern Tacticsは現代戦がテーマですが、もともと軍のためのトレーニング教材なのでシナリオも仮想戦となり、敵軍はOPFORと呼ばれます。現実の紛争がシナリオではありません。
そのため、他のDecesiveActionやTacOpsと同様のカテゴリーとした方がよいでしょう。

Colose Combat Marinesをベースにしたものでは、はじめはThe Road to Baghdadというイラク進攻をテーマとした市販版が作られたようですが、かなりバクがあったり完成度が低かったようです。そこで今回しきりなおしでMatrixから11/15に発売されました。
わたしはダウンロード販売で$29で買いました。960MBあるのでかなり時間がかかります。
Colose Combat Marinesをベースにしたものでは、このほかにはRAF Regimentという飛行場防衛がテーマのものや、Leather NecksというCCMTの続編もあるようです。(Leather Necksは数ある海兵隊のあだなのひとつで、映画になったjarheadsもそのひとつです)

さっそくCCMTをちょっとやってみました。
ただ結果から言うと単にClose Combatが現代戦になったというと魅力的に思えますが、単純にそうではなさそうです

ccmt1.jpg ccmt2.jpg

ccmt4.jpg

コマンドはほとんど同じですが、固定翼やヘリの支援、砲兵支援の要請ボタンがあります。
大きな違いはまずマップがより広くなったことで、現代戦の射程の長さを反映しています。そのため戦況をみるために全体マップが一新されてNATOシンボルのユニットが描かれてこの画面でも操作ができます。マップはかなりきれいです。
この辺まではまあいいんですが、実際にやって見るとかなり「ゲーム」としてはいまいちで「シミュレーション」としても首をひねるところがでてきます。

まず現代戦では見敵・即・必殺なのでこの手のリアルタイム管理とはあまりそぐわないようにも思います。ちょっと目を離したらすぐに撃破されます。また射撃結果や支援攻撃の火力が過大で、ほかのCCだと1分隊の成員はずいぶんゆっくり損耗しますが、CCMTではほんとに一撃でみな全滅します。
いくら現代戦の火力が二次大戦より強力と言ってもかなり興ざめがします。どちらかいうとTacOps程度のスケールの方があっているように思いますね。

CCのいいところは正面から射撃戦をするよりも機動であいてのモラルを失わせるというところですが、CCMTではその余地はあまりありません。
またゲームとしてのできもイマイチで海外のフォーラムでも指摘されていますが、車両がまともに道路移動ができず、AIもほとんどうまく攻撃ができません。
またVPの表示がないのでどこを確保すべきかがわかりません。オーダー画面も説明不足でかなりとってつけた感があります。
まあこれはもとが軍隊向けの机上演習ソフトなので、ゲームとしてみた場合にはあんまりVPをこまこまと計算して勝ち負けをうんぬんするものではないということのようです。
またキャンペーンはありませんが、エディターはあります。

まあもうちょっとやってみますが、戦術級のゲームとしては第二次大戦テーマでボードゲームのLock'n Loadがコンピュータ化されるようなのでそちらを期待した方が良さそうではあります。
posted by Y.Sasaki at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Close Combat - Modern Tactics | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tally Ho !

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